「The Big Bang Theory(ビッグバンセオリー)」シーズン1エピソード3を英語字幕で見た感想


海外ドラマ「ビッグバンセオリー」シーズン1エピソード3を英語字幕で見た感想です。

冒頭でメンバーが遊んでいるパソコンのゲームはウォークラフト(Warcraft)ですね。
映画化もされていますが、ゲームの正式な日本語版がなく日本の知名度はかなり低いです。

その後、レナードが誤配を口実にペニーに手紙を渡した際、ペニーが配達人に文句を言うわ、と言ったことに対してレナードが
Civil servants have a documented propensity to, you know, snap.
と言って止めます。
snapは「ピストルを撃つ」という意味があり、アメリカでは郵便配達員が起こした銃乱射事件がきっかけでgoing postal、「怒り狂う」というスラングが生まれたほどです。
このようなことから、レナードは公務員は銃を撃つというdocumented propensity、「文書にもなっている傾向がある」と言っています。

そして今回レズリーが初めて登場します。
レナードは、彼女との実験?の結果をメンバーに報告した際に、
Oh, we tried kissing, but the earth didn’t move. I mean any more than the 383 miles that it was going to move anyway.
と言っていますが、ここも理解が難しいですね。
the earth movedという表現があり、the earth didn't moveで男女の仲に進展しなかった、といった意味になります。
さらにこれを文字通りの地球は動かなかったということにかけて、レナードはI mean any more than the 383 miles~で、地球を動かす(公転軌道から外す)には秒速383マイル以上の速度が必要なんだけどね、と付け足しているわけです。

レナードとペニーが夕食の時間を決めるときに、レナードは
Cos it’s not carved in stone.
と言っており、carved in stoneで石に刻み付けた、つまりもう変えられないという意味になります。
こことかけてレナードはchisel、つまり石に刻み付けるための「のみ」を用意するよ、と言ったのですがペニーには伝わりませんでした(笑)。
その後も、夕食のときにレナードがペニーに二人の共通点(大腸内検診をしている知人がいること)を振っても理解してもらえないなど、本エピソードではペニーのおバカキャラが強調されています。

そしてそのペニーが、テーブルの上に置いたオリーブを空のコップに入れるレナードを見て、
Wow, centrifugal force!
と言います。
これは「遠心力」ですが、この英語を知っている人はあまりいないのではないでしょうか。

海外ドラマを見ていると、こうした日本語では当たり前でも英語で何と言っていいかわからない言葉や表現が多く出てきます。
特にビッグバンセオリーのような会話主体のコメディドラマは日常表現も多いので、難しいですが勉強になりますね。

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